★第13回勉強会「休職期間満了後の会社の対応について」

今回は労働法専門の弁護士Kさんに講師をしていただきました。

休職・復職の対応について、最近の判例を交えてポイントを説明していただきました。

 

復職とは完全復帰をイメージしがちですが、昨今の判例では復職や治癒の概念を柔軟にとらえる傾向があるようです。復職≠完全復帰、ここは注意が必要です。

企業は「リハビリ出勤」等の短期間の復帰準備時間を設けたり、他の軽易な業務への配置転換を配慮した方が無難といえます。

 

このリハビリ出勤、実は私は初めて知りました。但しその効果によっては命運を分けそうです。

労働者にリハビリの効果が出れば良いのでしょうが、もし出なかった場合(復職できない場合)、普通解雇を助長することになるかもしれません。

また労働者は(指示命令を受けての)業務活動を行うことはできないので、実務面での会社対応も気になります。いずれにせよ、覚えておいて損はないものです。

 

昨今の休職原因は精神疾患が多いとのことで、参加メンバーから精神疾患についていろいろな意見が出ました。

総じて皆さん、対応に苦労されているようです。私も過去の経験からそれを実感している一人です。医師と相談したり配置転換したり、会社として慎重に対応・判断したつもりでも、良からぬ方向へ事態が急変することもあります。

またそもそも精神疾患に至った要因は、何も職場だけに限らない場合もあります。

 

今回の内容は非常にヘビーですが、人の生活や命に関係することでもあります。今後の実務に是非役立たせたいなと思いました。

さて、今年も何とか無事にこの静岡人事労務勉強会をスタートさせることができました。

この勉強会では、原則毎月第三土曜の夕方から2時間、静岡市内において有志が集まり、人事労務に関する勉強会を開催しています。

とってもフランクでためになる勉強会です。ご興味のある方は是非お問合せ願います!

 

カウンター